バチカンを大きく揺るがすスキャンダルが再び明らかになった。なんと34人ものカトリック聖職者が男娼を買っていたことが告発されたのだ。
独誌「Stern」オンライン版(3月27日付)によると、告発者はイタリアの元男娼フランチェスコ・マンジャカプラ氏(37)。同氏はイタリア・ローマで7年間男娼として働いている間に、40〜50人のカトリックの聖職者と関係を持ったそうだ。今回、告発に踏み切った理由は、聖職者らのダブルスタンダードと醜い自己正当化に耐えられなくなったからだという。
「これは犯罪ではなく罪の問題なのです。告発した理由は、これを機にカトリックの聖職者が同性愛者への憎悪を教会で説教することを止めて欲しいからです。決してカトリック教会そのものに反対しているわけではありません」(マンジャカプラ氏)
「聖職者らの行為には怒りを覚えています。私は同性愛者として性の自由のために戦わなければなりません。聖職者は傲慢を戒めているにもかかわらず、彼ら自身は傲慢になる権利があると思っています」(同)
マンジャカプラ氏は、聖職者とのチャットのやり取り、支払い履歴、顧客だった聖職者らの写真・実名を含む1233ページに及ぶ書類を作成、これをイタリア・ナポリの大司教クレセンツィオ・セペ氏に渡した。セペ氏は、「事の重大さ」、「罪を犯したものの懺悔」のために、バチカンにこの書類を送付したという。
マンジャカプラ氏によると、同性愛者の聖職者はSNSを通じて男娼を探しており、過去にはカトリック神父からメッセンジャーアプリ「WhatsApp」を通して、イチモツを見せつけられたこともあるそうだ。マンジャカプラ氏は、そんな世界で働くうちに、同性愛者の聖職者らがネットワークを形成し、組織的に買春や同性愛行為していることにも気付いたという。
ローマ・カトリック教会では、同性愛や肛門性交は神の意思に反した罪深い行為とされるが、そのことを知りながら同性愛に走る偽善的な聖職者はイタリア以外でも問題になっている。たとえば、英国におけるカトリック教会最高位のスコットランド・エディンバラ大司教だったキース・オブライエン氏は、激烈な同性愛否定派として知られ、同姓婚を“グロテスク”とまで糾弾していたが、2013年に複数の男性司祭らにセクシュアルハラスメントを行っていたことを認め、大司教の座を退いている。
昨年もローマ法王に関係するバチカンの聖職者宅で、複数の同性愛男性らがドラッグを使用し、性行為をしていたことが明らかになったが、聖職者らはこれほどスキャンダルが暴露されても懲りないようだ。ここまでくると、問題は個々の聖職者らの不徳だけでは済まない。バチカンの体質そのものが変わらない限り、カトリック聖職者らによる児童虐待や矛盾した同性愛に対する態度がなくなることはないだろう。
以下ソース
http://tocana.jp/2018/04/post_16533_entry.html
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