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逢いみての… ★
2016/12/18(日) 00:27:50.52 ID:CAP_USER
ウルトラシリーズの元祖『ウルトラQ』、『ウルトラマン』が放送されてから、今年でちょうど50年。
その節目を記念して、当時のスタッフやキャストが撮影・秘蔵していた貴重な写真をまとめた写真集『ウルトラマンの現場』が出版された。
「私たちも初めて見る写真があり、本当に驚きました。当時の撮影現場の熱気や空気感が伝わってきますね」
そう語るのは、ウルトラマンのスーツアクターだった古谷敏氏(73)、そして『Q』で毎日新報のカメラマン・江戸川由利子、『マン』で科学特捜隊(科特隊)のフジ・アキコ隊員を演じた桜井浩子氏(70)だ。
2人は写真を見ながら、当時を懐かしく振り返った。
まず古谷氏のお気に入りの1枚は、大阪で対峙した古代怪獣ゴモラに必殺技「スペシウム光線」を放つウルトラマンの写真だ。
「この撮影(第26、27話)は大変だったんですよ。本番前に怪獣が大阪城のセットを壊しちゃってね。
美術さんが直すんだけど、待ち時間が長くて撮影が長期戦になったんです。
セットの作り直しは時間がかかり、徹夜になることも多い作業でしたから。
それに(科特隊の)ドラマ班と特撮班は別に撮影していてね。
ドラマ班は大阪でロケだけど、僕らは東京に居残り。
今頃大阪で豪遊しているんだろうなァ、なんて思いながらゴモラと戦いましたよ(笑い)。
1つのシーンに色んな思いが詰まっていますね」
(古谷氏)
そんな古谷氏は当初、ウルトラマンを演じるのに抵抗があったという。
「あの頃は東宝専属の俳優になって5年目、まだ大部屋俳優でしたが、メロドラマの俳優を目指していました。
だからぬいぐるみに入るのは抵抗があった。
俳優なのに顔も出ない、台詞もない、そんな役は嫌だなと……。
だから最初は断わっていたんです。でもスタッフから何度も“やってくれ”といわれて。
悩んでいたら、祖母が“そんなに求めてくださるならやった方がいい”と。
その一言で決めました」
(古谷氏)
撮影は想像以上に過酷だった。
「マスクは視界が悪いし、ゴムのスーツに全身を覆われて息苦しく耳も聞こえにくい。
怪獣との乱闘はリハーサルなしで、本気で殴ってくる怪獣もいて、スーツが薄いから生傷が絶えなかった。
それにとにかく暑く、ビキニパンツ1枚でしたが、体中の汗が流れ落ちてブーツに溜まりました。
1回の撮影で3キロは痩せましたね」
(古谷氏)
番組は毎回、キャスト・スタッフが一丸となって作り上げていた。
実は開始時は必殺技すら決まっておらず、スペシウム光線も同時進行で生まれた。
「監督とカメラマン、光線を描く担当者で話し、腕を縦にして光線を出すことになった。
ただ、腕1本ではブレてしまい、当時の技術では光線を合成させるのが難しいから左手を添える形で決まったんです。
丸1日かかりました。
皆はタバコを吸いながら話していましたが、僕はスーツを着た状態で色んなポーズをとり続けたので、終わった時にはヘトヘト。
その後は1日に何百回も鏡に向かって練習したものです。
あれは少しでもズレると、構えた手で耳やカラータイマーを隠しちゃうから難しいんですよ」
(古谷氏)
以下ソース
http://www.news-postseven.com/archives/20161217_475319.html
★関連板★
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その節目を記念して、当時のスタッフやキャストが撮影・秘蔵していた貴重な写真をまとめた写真集『ウルトラマンの現場』が出版された。
「私たちも初めて見る写真があり、本当に驚きました。当時の撮影現場の熱気や空気感が伝わってきますね」
そう語るのは、ウルトラマンのスーツアクターだった古谷敏氏(73)、そして『Q』で毎日新報のカメラマン・江戸川由利子、『マン』で科学特捜隊(科特隊)のフジ・アキコ隊員を演じた桜井浩子氏(70)だ。
2人は写真を見ながら、当時を懐かしく振り返った。
まず古谷氏のお気に入りの1枚は、大阪で対峙した古代怪獣ゴモラに必殺技「スペシウム光線」を放つウルトラマンの写真だ。
「この撮影(第26、27話)は大変だったんですよ。本番前に怪獣が大阪城のセットを壊しちゃってね。
美術さんが直すんだけど、待ち時間が長くて撮影が長期戦になったんです。
セットの作り直しは時間がかかり、徹夜になることも多い作業でしたから。
それに(科特隊の)ドラマ班と特撮班は別に撮影していてね。
ドラマ班は大阪でロケだけど、僕らは東京に居残り。
今頃大阪で豪遊しているんだろうなァ、なんて思いながらゴモラと戦いましたよ(笑い)。
1つのシーンに色んな思いが詰まっていますね」
(古谷氏)
そんな古谷氏は当初、ウルトラマンを演じるのに抵抗があったという。
「あの頃は東宝専属の俳優になって5年目、まだ大部屋俳優でしたが、メロドラマの俳優を目指していました。
だからぬいぐるみに入るのは抵抗があった。
俳優なのに顔も出ない、台詞もない、そんな役は嫌だなと……。
だから最初は断わっていたんです。でもスタッフから何度も“やってくれ”といわれて。
悩んでいたら、祖母が“そんなに求めてくださるならやった方がいい”と。
その一言で決めました」
(古谷氏)
撮影は想像以上に過酷だった。
「マスクは視界が悪いし、ゴムのスーツに全身を覆われて息苦しく耳も聞こえにくい。
怪獣との乱闘はリハーサルなしで、本気で殴ってくる怪獣もいて、スーツが薄いから生傷が絶えなかった。
それにとにかく暑く、ビキニパンツ1枚でしたが、体中の汗が流れ落ちてブーツに溜まりました。
1回の撮影で3キロは痩せましたね」
(古谷氏)
番組は毎回、キャスト・スタッフが一丸となって作り上げていた。
実は開始時は必殺技すら決まっておらず、スペシウム光線も同時進行で生まれた。
「監督とカメラマン、光線を描く担当者で話し、腕を縦にして光線を出すことになった。
ただ、腕1本ではブレてしまい、当時の技術では光線を合成させるのが難しいから左手を添える形で決まったんです。
丸1日かかりました。
皆はタバコを吸いながら話していましたが、僕はスーツを着た状態で色んなポーズをとり続けたので、終わった時にはヘトヘト。
その後は1日に何百回も鏡に向かって練習したものです。
あれは少しでもズレると、構えた手で耳やカラータイマーを隠しちゃうから難しいんですよ」
(古谷氏)
以下ソース
http://www.news-postseven.com/archives/20161217_475319.html
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