レアル・マドリーのギャレス・ベイルが母国ウェールズの病院に50万ポンド(約6600万円)を寄付したことがわかった。
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるイギリスでは、22日現在、感染者13万3000人、死者1万8000人を記録するなど深刻な状況が続く。
危険を顧みず、最前線で未知のウイルスとの戦いを続ける医療従事者に対して、“真のヒーロー”と称えたり、支援の輪が広がっている。フットボール界では、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドをはじめとした選手が故郷や所属クラブの地元の医療施設やチャリティ団体に現金や医療物資を寄付する。
そして22日、今度はレアル・マドリーに所属し、ウェールズ代表のエースであるベイルがカーディフ&ヴェイル大学保健機関(CVUHB)に高額の寄付を行ったことが判明。同組織は『Twitter』にベイルからのビデオメッセージを投稿し、感謝を綴った。
ベイルはこの中で「COVID-19危機の中、全力の働きと犠牲を続けるNHS(国民保健サービス)のみんなにただ感謝を伝えたかった。ウェールズ大学病院は僕が生まれ、僕の家族、友人、コミュニティ全体に対して最大限の支援を提供する僕にとって特別な場所だ。僕と家族は彼らへのサポートを示したい。君たちは素晴らしい仕事をしている。ありがとう」と述べる。
一方のCVUHBは「私たちはウェールズとレアル・マドリーのフットボール界のレジェンド、ギャレス・ベイルと妻エマの50万ポンドもの寄付への感謝を伝えたい。ありがとうギャレス。あなたは私たちのスターだ!」と感謝を綴った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200423-00010004-goal-socc