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ジャニー社長「くも膜下出血」で治療専念、第一線から退く可能性 若手重視の滝沢体制に不満のベテランが離反も
2019.7.2
SMAPや嵐といった国民的な男性アイドルグループを生み、一時代を築いてきたジャニーズ事務所の社長、ジャニー喜多川氏(87)が解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂によるくも膜下出血のため治療に専念すると発表された。くも膜下出血は前兆がほとんどないまま重大な症状に襲われる。カリスマが第一線を退くことになりかねない事態に、ジャニーズに激震が走っている。
TOKIOの国分太一(44)は2日、MCを務めるTBS系情報番組「ビビット」で、「何度も時間が空いたときはジャニーさんに会いに行っています」と明かした。
「みんなでまたジャニーさんに復活してもらたい。ジャニーさんもまだ新しいグループを作りたいと思っている」と話した国分。「医師、看護師の皆さんが一緒に戦っている状況」と説明、「元気になった姿を報告できたらと思っているので、温かい目で見守っていてください」と訴えた。
緊急入院から2週間。その容体がようやく明かされた。ジャニー氏は6月18日午前、東京都内の自宅マンションで倒れ、救急搬送され、現在も入院している。当時は意識不明だったことから、ネット上ではさまざまな情報が飛び交っていた。
ジャニーズ事務所は1日、書面でジャニー氏の病名について、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血であると明らかにした。さらに「今もジャニーは必死に頑張っておりますので、治療に専念することを最優先とさせていただきたい」としている。
嵐が東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムで開幕したファンクラブ限定イベント「ARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会」(11月30日まで)の会見で公表された。
松本潤(35)はジャニー氏が倒れた翌日、見舞いにいったことを明かし、「今はジャニーさんが1日も早く元気に回復してくれることを祈っています」と語った。
ジャニー氏は治療に専念するとしており、現状では第一線から退く可能性が高い。あおい輝彦(71)らジャニーズにはじまり、郷ひろみ(63)、田原俊彦(58)、近藤真彦(54)、少年隊、光GENJI、SMAP、嵐といった歌って踊れる男性アイドルたちを次々と生み出したカリスマが一線から離れることになると、求心力を一気に失いかねない。
今年からは元「タッキー&翼」の滝沢秀明氏(37)がプロデュース業務やジュニアの育成などを引き継ぐなど、後継者育成が進んでいる。
「滝沢氏と、タレントのマネジメントを担うメリー副社長の娘である藤島ジュリー景子副社長の関係性が、これまでのジャニー氏とメリー喜多川副社長のような両輪として機能するのかという懸念がある」と芸能関係者。さらには「若手に力を入れる滝沢体制に不満を持つベテランたちが離反する可能性もあります」とも。
ジャニーズは大きな岐路に立たされている。
(リンク先に続きあり)